2011年02月24日

[iPhone][iPad] iBooksでタイ日辞書を使う

前回、辞書.app用のタイ日辞書を作成しましたが、いろいろ調べてる内に気になる情報がありました。
というのは、MacOS Xの辞書.appで利用できる辞書(New Oxford American Dictionaryや大辞林など)とiBooksで利用できる辞書が同じというコトです。
そもそもiOSはMacOS XのサブセットでGUIなどの差異を除けば非常に共通性が高い…と聞いたコトがあります(プログラマから見るとAPIの違いとかあるんでしょうけど^_^;)。となれば、辞書データ自体がXMLベースでできているのだから、わざわざ流用が利かない形式にするとは思えません。で、更にググりまくって試行錯誤してみたらできちゃいました(笑)。以下、例によって覚え書き。

【お断り】iPhone 4(iOS 4.21)ベースでやりましたが、既に脱獄環境なので非脱獄環境でもできるのか検証してません^_^;)。
また、OSやiBooksのバージョンなどによってディレクトリ構成が違っている可能性があるかもしれません。

  1. 下準備
    iPhoneに直接ファイルを書き込む必要があるので、iPhone Explorer(←脱獄しなくても書き込めるとありますが…)などを使います。
    当然ですが、実際に使うためにはタイ語テキストのepubが必要です。適当なものがなければウェブからタイ語のテキストを拾ってきてepub化してください。
  2. 作成した辞書データを抜き出す
    前回辞書を作成したMacの /Users/アカウント名/Library/Dictionaries/ にある辞書データ(前回の通りなら“タイ日辞書.dictionary)をiPhoneの /Root/Library/Dictionaries/ にコピーする。
  3. ルックアップテーブルの修正
    ただ辞書ファイルを入れただけではダメで、どの辞書をどの順番で検索するか指定する必要があります。
    iPhone Explorerを起動し、/var/mobile/Applications/(32桁のID?)/iBooks/BKDictionaryManager_LanguageToOrder.plist を母艦(Mac)にコピーします。元に戻せるようにオリジナルを複製しておくと良いでしょう。

    WクリックでProperty List Editorを開き、
    ▼ja/Item4/String/com.apple.dictionary.MySample
    を追加します。



    ここで注意点。
    “MySample”というBundle identifier(識別名?)は、前回の辞書作成時のMyInfo.plistで設定されたものです。面倒なのでデフォのままにしましたが^_^;)、複数の辞書を作成するときはそれぞれ異なる名前にする必要があると思います。

    ついでに、
    ▼en/Item1/String/com.apple.dictionary.PEJ-PJE
    を追加しておくと、英単語を引いたときに英英辞書ではなく英和辞書を優先するようになります(脱獄しているならDicSelectorを使うのも手です)。

    この修正したBKDictionaryManager_LanguageToOrder.plistをiPhoneに戻せば完了です。

さっそく検索してみます。
コピペと同じように文字列を選択すると出てくるメニューから“辞書”をタップします。

ヒットすればこんなカンジ。



iPadでもできました。

現状では残念ながらiBooksからしか引けないし(ネットの情報ではiWorkもできるらしい)、OS標準の辞書アプリも用意されていません。また、最も期待していたSafariからも引けませんでした(URLスキームも不可 orz)。
ただ、MacOSとの親和性の高さがiOSのウリであり良さなので、今後のバージョンアップで他のアプリからも引けるようになったり、辞書データや検索履歴を同期したりといった機能が拡張・追加されると期待しています。
posted by kom at 00:27| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | PDA/mobile | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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